来見の陽春
ヨウシュン
(西条市丹原町来見)
花の豪華さと長寿に注目
国道11号から県道48号に入り、中山川を渡った辺りが、来見地区で、左手前方山すその土手にある。
幹周2.52m、樹高16.5m、東西の枝張り11mの巨樹であるが、残念ながら上半分が枯死し、花を付けるのは下半分の枝だけである。東温市の高岡正明さんにより発見された、ソメイヨシノの変種で、「ヨウシュン」と命名された。花はソメイヨシノより少し大きい花径35ミリで、色も少し濃い淡紅色である。花序(かじょ)がソメイヨシノは3〜4に対し陽春は4〜5と多く、豪華に見える。樹齢は90年以上で、ソメイヨシノの寿命が60年と言われているので、30年以上長生きしていることになる。
撮影日 2007年3月24日(1分咲き)
撮影日 2007年3月28日(7分咲き)
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